来年度の定年延長助成金は大幅減額
- 平松社労士

- 2022年3月26日
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令和3年(2021年)4月1日より
「高年齢者等の雇用の安定等に関
する法律」(高年齢者雇用安定法
)の改正法が施行され、定年を
70歳に延長するなどの「就業確
保措置」が努力義務化されまし
た。
この法改正に絡み、今年度定年
延長の助成金の金額が増額され、
多くの会社がこの助成金を活用し
て定年等の延長を実施しました。
その結果、年度途中の令和3年9
月24日に受付が締め切られまし
た。
そして、令和4年度の新制度では
助成金額が大幅減額となっていま
す。例えば、定年60歳の会社が定
年70歳に引き上げし、60歳以上の
従業員が1人いた場合、
今年度120万円→来年度は30万円
に減額となります。
また、定年60歳の会社が、定年は
そのまま、継続雇用を65歳から
70歳に引き上げし、60歳以上の
従業員が1人いた場合、
今年度80万円→来年度は30万円
に減額となります。

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