常時使用労働者数とは?
- 平松社労士
- 2021年4月6日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年4月13日
一般的に、常時使用労働者数とは
、毎年申告納付する労働保険料申
告書に記入する、正社員と正社員
以外の短時間、臨時、日雇、バイ
ト等も全て含んだ数を言います。
ところが、雇用に関する助成金
上の「常時使用労働者数」とは、
2カ月を超えて働いている(見込
み含む)者で、週当たりの所定労
働時間が当該企業の通常の従業員
と概ね同等である者をいいます。
簡単に言うと正社員の数という
ことです。
例えば、資本金7,000万、正社員
20人、短時間アルバイト100人が
働いているスポーツジムがあった
とします。
この場合、常時使用労働者数は
一般的には120人と考えます。
すると、サービス業の中小企業の
範囲である資本金5,000万以下、
あるいは常時使用労働者100人以
下に該当しないため、大企業と判
断します。
しかし、助成金上の常時使用労働
者数は、正社員の数なので20人と
なり、資本金はオーバーしていま
すが、人数は100人以下であり、
中小企業に判定されるということ
です。
この違いは、かなり大きいです。
是非とも知っておいてください。
ただし、働き方改革推進の助成金
上では、解釈が違い一般的な正社
員と正社員以外の短時間、臨時、
日雇、アルバイト等も全て含んだ
数を言います。
ややこしいですよね。
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