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最賃大幅上昇は政府の強い思い

時給1,000円を目指す政府の

強い思いから最低賃金が10月か

ら大幅(28円)に上がりました。


会社は、今まで以上にもうからない

と賃金を上げることは出来ません。

しかし、コロナで多くの中小企業

が苦しんでいます。

こんな時に賃金を上げたら、倒産

しかねないという状況ではないで

しょうか。


そこで政府は、業務改善助成金の

要件を大幅に緩和しました。

助成金の中で、政府が今年度最も

押している助成金の一つと言って

よいでしょう。


どんな助成金かというと、会社の

中で最も賃金が安い(地域の最低

賃金ぎりぎり)方の賃金を上昇さ

せた会社には、生産性向上のため

の設備投資費用を負担しますとい

うものです。


この助成金は、時給を上げるだけ

ではもらえず、設備投資等が条件

となっています。


ただし、要件緩和により

例えば、事業用自動車、パソコン

、タブレット購入費については原

則不可でしたが、今年度に限り、

一定の要件(時給30円アップ、

コロナによる売上や生産量が30

%減少)を満たせば認められます

ので、今年度是非利用したい助成

金です。



 
 
 

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